次の日、僕はもう一度姫菓さんと話すことにした 昨日社長が言っていた事が本当なら、何故やってくれないのか疑問に思えるから。 『姫菓さん!昨日の話なんですけど、』 「なによ!やらないって言ったでしょ!!」 『僕、社長に聞いたんです。』 彼女は、今まできたどんな仕事も断ったことがない。 それに、どんなに嫌な事があっても我慢して ワガママなんて一度も言った事がないらしい。 そんな彼女が、何故ワガママを言うようになったのだろうか。