結局好きって気持ちは止められない。


「ねえ!正ちゃん!これどうかなあ?今やってるドラマでね?メイドの格好するの!!」


彼女はメイド服を着て、両手を顎にあてて
極めつけに上目遣い。


……可愛い……


ってバカ!
ダメじゃんかこんな気持ちになっちゃ!!

彼女を守るって決めたばかりだろ僕。

『はい!とっても似合ってますよ!』



「…それだけ?」


『…え?』

ぷぅ と頬を膨らませる

だから可愛いってば


いや、ダメなんだってば!