「あ、ありがとう……」 私は類からジュースを受け取って 海の方を向きながらその場で腰をおろした 類も私の隣に腰をおろして海を眺める それからしばらく無言が続いた 横目で類の方を見ると―― 前より少し焼けて小麦色になった肌 額からうっすら流れている汗 少し焼けたからか明るい髪色が映える 「この前はごめん、嫌な気持ちにさせて」 いきなり話し出してびっくりした私は すぐに類から目を逸らした