普段しない事をたくさんしたからか
疲れて爆睡してしまって、少しだけ寝坊した私
「早くしなさい、類くん来てるわよ?」
洗面台の鏡の前で髪の毛を巻くのに苦戦している私を横目に
洗濯機から洗い終わった洗濯物を出して
洗面所から出ていくお母さん
「分かってるよぉ〜!でも、ここだけ上手く巻けなくて……」
そう言った瞬間、持っていたアイロンを誰かに奪われる私──
鏡に視線を向けると
アイロンを片手に
いつもと変わらない、優しい表情の類と
鏡越しで目が合う私──
私の肩に顔を乗せてきて
「俺が巻いてあげよーか?」
鏡越しで、優しく微笑む
「……お、お願い……します///」
一気に顔が熱くなって、鏡の中の類から目を逸らす私
