「る、類のお母さん……来ちゃうよ?///」


「ずっとこうしてたいぐらい、大好きなんだけど?」


類がそう言った瞬間
自分でも分かるぐらい、心臓の音が早くなる私


「……わ、私の方が大好きだもん///」


「俺だし♡」


「私だもん///」


「俺♡」


二人して笑いながら
合わさっていた体をゆっくりと離す


向かい合ったまま
私のおでこに自分のおでこをくっつけてくる類


「美羽、今週の日曜日予定ある?」


「え、日曜日?どうしたの??」


「その日、美羽の誕生日じゃん?
 もし予定ないなら、一緒にどっか行かないかなーって」


類から突然のデートのお誘い


私の、誕生日……?


( * ºД º* )!


すっかり忘れてた!!