「はぁ〜、お腹いっぱい♡
 類のお母さんの作るフレンチトースト
 超おいしかった〜♡」


私は類の部屋に着くなり
ベッドの上で大の字になった



お腹もいっぱいで幸せ〜♡


このまま、寝ちゃいそう〜……




お腹もいっぱいになった状態でベッドの上


誰もが共感してくれるであろう
眠気がくる当たり前の状態になった時━━







ギシ……




ベッドがきしむ音がして


それと同時に
シーツの上にある私の体が
ゆっくりと下に少しだけ沈んだ





闘っていた眠気に打ち勝って
閉じていた目をそっと開けると━━



意地悪そうな笑みを浮かべて
私の体の上にまたがる類が





ベッドに膝をついて
ゆっくりと私の顔と自分の顔の距離を縮めてくる類