「美羽、やっと来た……
 伝えたい事があるんだけど……言っても、いい?」



戻ってきた早々、舞香が険しい顔で私達に近づいてきた




「……う、うん」




「……わ、私達のカフェ……
 売り上げ、トップだったみたい……」 





え……




それ、本当??






私達、一年なのに


一年が先輩さしおいて、トップって事……



そんな事、あるの??




何かの間違いじゃなくて……??





冗談だよね??と、隣を見ると
類は、当たり前!と言わんばかりの
顔色一つ変えない余裕そうな表情で私を見ていた







ほんとに……



ほんとに類の言った通り
売り上げ、トップになった……