「お土産買わなきゃね!
謙士のママ何がいいかな?」
憂は普通だった
オレは普通でいれなかった
「わぁ!コレ綺麗だね…
キラキラしてる」
ビー玉みたいなガラスを憂が光に翳した
青が反射して
憂の白い肌が青白く透けた
ズキン…
「綺麗だね…
…
じょーくんの青じゃん
…
憂に買ってあげる」
じょーくんの色に染まった憂
ズキズキしたけど
綺麗だった
「え!いいの?」
「うん、憂、金ないんだろ…」
「じゃあ、こっちがいいな…」
憂は青いガラスを置いて
透明なガラスを手に取った
「青じゃなくていいの?」
「うん、こっちにする!」
光に翳された憂が
一瞬
手に入ったように錯覚した



