シンデレラは、ここにいます。〜オレの推しの推し〜


「テーピングありがと!
憂もまた遊びに来いよ

憂ちゃん最近来ないな〜って
待ってる人いるから…」



誰かのせいにして

ホントはオレが待ってるのかも…



「うん…」



「じゃーな…」



「謙士…」



憂の部屋を出ようとしたら呼び止められた



「なに?」



「ハグしてよ」



「は?」



「ハグ…」



なに?



どーした?



「ハグって…
大会もしばらくないし…」



ちょっと動揺した



「テーピングありがと…のハグ」



「え、そんなのなかっただろ…」



「いいから、早く!」



憂が手を広げた



え、なに?

いいの?

ハグ?



憂の広げた手に吸い寄せられるみたいに

憂とハグした



この前は

後ろからだったけど

今日は前



え、コレ、あり???





甘い



ドクン…



「えっと…憂、テーピングありがと…」



「うん…」



憂の身体がオレの身体に密着した



ドクン…



ヤバいって…



「憂…?」



「また謙士の手伝いしてもいい?」



「え?」



「謙士のマネージャーになりたい」



「え…」



「じゃ、明日からね!」



「え…うん…」