規制アプリ

「でも、もう少し俺に頼ってもいいんだぞ?」


田中先生が一歩あたしに近づいた。


そして、両手を伸ばしてくる。


あたしはその場に立ち、先生を見上げていた。


整った綺麗な顔。


肌つやもよくてその頬に触れてみたいとすら感じる。


そして次の瞬間、先生の両手はあたしの背中に回っていた。


そのままギュッと抱きしめられると、甘い香水の香りがした。


生徒受けのよさそうなにおいだ。


「本当に心配した。ほっとけないと思っていた」


先生の言葉を聞きながら、あたしはスカートのポケットから黒くて四角い機械を取り出した。


この学校に転校してくる前に、護身用として購入したスタンガンだった。


電圧はあらかじめ最大に上げてある。


あたしはそれを先生の背中に思いっきり押し当てた。


その瞬間バチバチバチッ! と大きな音が響いて先生の体が横倒しに倒れていた。


あたしはそれを見下ろす。


「な、なにを……」


先生は震える声で言った。


体がしびれて簡単には動くことができないはずだ。


「先生はそうやって、何人の生徒と関係を持っていたんですか?」