規制アプリ

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「だから、あたしが今の学校に転校してきたのはあんたたちに復讐をするためだよ」


すべてを話し終えて、あたしは大きく息を吐き出した。


まさか遺書に出てくるイジメメンバーにこんなことを説明する日が来るなんて思ってもいなかった。


一樹は途中で口を挟むこともなく、真剣な表情であたしの話を聞いていた。


「それ、本当か?」


聞かれて、あたしはスマホに規制アプリを表示させた。


そこには4人の顔写真がすでに投稿された状態になっている。


「本当だよ。一樹だって、おかしいなって感じるときがあったはずだよ」


樹里と目をあわせることができなくなったときのことだ。


それのせいで、一樹は浮気をしていると勘違いされてしまった。


「まさか、あの時か」


一樹がハッと息を飲むのがわかった。


あたしは口角をあげてうなづいた。


「そうだよ。あんたたちに使う前に自分でも試してみて、本物だってわかったから転校までする決意ができた」


あたしは説明しながら一樹の写真を選んだ。


そして今話した内容を誰にも伝えることができないように、規制をかける。


期間は永遠にだ。


「これでもう、一樹はこのアプリについて誰にも話すことができなくなったよ」


画面を見せると一樹の顔色が変わった。