規制アプリ

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夜、家族で夕飯を食べていると、それがいつも以上においしく感じられて、あたしはつい手を止めておかずをマジマジと見つめた。


「どうしたの?」


「なんか、いつもよりおいしい。なにか変えた?」


そう聞くと母親は左右に首を振って「別に、なにも変えてないわよ?」と、首をかしげる。


あたしはもう1度おかずのから揚げを口に運んだ。


かんでみると外はカリッと香ばしく、中はふんわりとやわらかい。


これまでの母親のからあげもこんなにおいしかったっけ?


「こんなのが家庭で作れるなんてお母さんすごいね、天才じゃない?」


思ったことをそのまま口に出すと、母親は照れたように頬を赤くした。


「なに言ってるの。早く食べちゃいなさい」


「うん。こんなにおいしいならいくらでも食べられる」


そう言ってあたしはから揚げを口に放り込んだのだった。