自分の状況を把握して一瞬で青ざめた。
必死で手足を動かそうとしているけれど、びくともしない。
あたしと郁乃はそれそれにナイフを取り出した。
最大級の恐怖を味わわせるために、少しずつ、少しずつ飯田さんの綺麗な顔を切り取っていくのだ。
切り取ったパーツはそのまま捨てる。
とても使い物にはならないからだ。
「長い睫毛ね」
あたしはそう呟いて、飯田さんのまぶたを指先で引っ張りナイフで切り裂いたのだ
った……。
☆☆☆
「またテスターが出たって本当?」
それは飯田さんが行方不明になって3日後のことだった。
妙な噂が教室で流れ始めていた。
「テスターって谷津先生だったんだよね? 捕まったじゃん」
「第2のテスターってことじゃない?」
そんな噂が流れ始めた原因は、綺麗で可愛い顔を失った飯田さんが、街をふらふらとさまよっているという目撃証言があったかららしい。
どうしてそれが飯田さんだとわかったかと言うと、制服につけられているネームを見たからだと言う。
そうじゃなければ、誰もあれが飯田さんだとは気がつかないくらい、変な顔になっていたと言う。
案外、本当に目撃したのかもしれない。
あたしと郁乃がテスターになったあの日、飯田さんの拘束を解いても逃げ出そうと
しなかった。
ただ狂ったように笑い声を上げ、痛みにのたうちまわるばかり。
とにかくあたしたちの目的は達成したし、それ以上に興味はなかったから、飯田さんのことは放置して帰宅した。
その後、学校にも家にも飯田さんの姿はなくなってしまったのだ。
必死で手足を動かそうとしているけれど、びくともしない。
あたしと郁乃はそれそれにナイフを取り出した。
最大級の恐怖を味わわせるために、少しずつ、少しずつ飯田さんの綺麗な顔を切り取っていくのだ。
切り取ったパーツはそのまま捨てる。
とても使い物にはならないからだ。
「長い睫毛ね」
あたしはそう呟いて、飯田さんのまぶたを指先で引っ張りナイフで切り裂いたのだ
った……。
☆☆☆
「またテスターが出たって本当?」
それは飯田さんが行方不明になって3日後のことだった。
妙な噂が教室で流れ始めていた。
「テスターって谷津先生だったんだよね? 捕まったじゃん」
「第2のテスターってことじゃない?」
そんな噂が流れ始めた原因は、綺麗で可愛い顔を失った飯田さんが、街をふらふらとさまよっているという目撃証言があったかららしい。
どうしてそれが飯田さんだとわかったかと言うと、制服につけられているネームを見たからだと言う。
そうじゃなければ、誰もあれが飯田さんだとは気がつかないくらい、変な顔になっていたと言う。
案外、本当に目撃したのかもしれない。
あたしと郁乃がテスターになったあの日、飯田さんの拘束を解いても逃げ出そうと
しなかった。
ただ狂ったように笑い声を上げ、痛みにのたうちまわるばかり。
とにかくあたしたちの目的は達成したし、それ以上に興味はなかったから、飯田さんのことは放置して帰宅した。
その後、学校にも家にも飯田さんの姿はなくなってしまったのだ。



