テスター

バチバチバチッ! と激しい音が教室内に響き渡り、飯田さんは悲鳴も上げずに倒れこむ。


廊下を見張っていた郁乃がうなづき、ロッカーに隠しておいた麻袋に飯田さんの体を詰め込んだ。


そして2人で階段を上がっていく。


谷津先生が使っていた倉庫はあのあとすぐに取り壊された。


だけどこの学校にはまだまだ生徒たちが足を踏み入れない場所があった。


3階の空き教室までやってきたあたしたちは、ドアに鍵をかけて麻袋から飯田さんを引きずりだした。


その口にガムテープを張り、椅子に座らせてロープで体を固定した。


大声を出されたらすぐにバレてしまうから、谷津先生のときのように口を自由にすることはない。


それからあたしはバケツに水を汲んできて、気絶している飯田さんに頭からかぶせた。


冷たい水に驚いて目を開く飯田さん。