靴下の中に君










目を開けると





みのるは私の前からいなくなってた。










もう、逢うことはない。








あんなにあっさりハッキリ言っておいて










あれからみのるは









次のクリスマスまで









度々現れた。






「ともちゃ~ん、じいちゃんがぁ~!」


「また怒られたのぉ!?」





私のところへ


泣きつきに。












そうして数年後、



みのるはなんとか無事サンタクロースになれましたとさ。








おしまい☆