「大丈夫か?」 また後ろから声がした。 あ、この人のこと忘れてた。 「ありがとうございました。」 そう言いながら振り返ると、そこに立っていたのは長身で黒髪、少し切れ長の目でとてもかっこいい男の人。 ついついじっと見つめていると、 「大丈夫か?友達待ってるぞ。」 そう話しかけられた。