風になびく君の髪









そして文化祭3週間前のこと


俺はついにその時が来たと思った



その日の放課後


いつも通りみんなで帰ろうとしていた時だった


「風馬せんぱーーーい!!」



後ろから大声が聞こえる



俺は恐る恐る振り返る


ま、まさかこの声は……



【ガバッ!!】



俺の背中に抱きつくある人物


お、おい、今ひまわりもいるんだぞ……


「風馬先輩!一緒に帰りましょ!」


そう、二宮さんだ!!



雪乃に聞いたら普通に過ごしてるって言ってたからもう諦めてくれたのかと思ったけど


ここに来て登場か…


ひまわりの顔を見てみると


「…………」ニコニコニコニコ


わ、笑ってる……


でもこれは怒ってる時のニコニコだ


「お、おい!二宮さん!離れろって!」


「聞こえなかったですか?一緒に帰ろうって言ってるんですから離れないですよ?
あとこの後デートですよ?」


こ、こいつの屁理屈は相変わらずだ


「俺はな!お前じゃなくて他の人と帰りたいの!」


「関係ないですよ〜それってあなたの感想ですよね?」


「ちげーわ!!」


「行ってきていいよふーま」


「……え?」