風になびく君の髪







そして私の誕生日の日


北谷くんと私の家でケーキを作った


北谷くんはケーキ作れないみたいだから私が教えるの


私のケーキを私が教えるってなんかうける


まあでも作るのは好きだからねー


「じゃあはじめよー!」


私は料理する時はいつもポニーテールにしてる


だからこの時も習慣的に髪を結んでいた


「このシュシュ可愛いね」


北谷くんが私のシュシュを褒めてくれた


「あ、これ?去年ふーまが誕生日プレゼントでくれたの
可愛いよね」


「……うん」


早速、調理開始!


「ここに卵入れてー黄身だけとってーミキサーで混ぜるの」


「こう?」


【ウィーーン!!!ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!】


「めっちゃ跳ねてるー!!」


「ご、ごめん!」


「いいよ、混ぜといて」


私は床に跳ねた卵を拭く


「戸塚さんいい奥さんになれそう」


「えー?そんな事ないよー」


ケーキ作りは淡々と進む


「出来たね」


あとは生クリーム塗ってイチゴ乗っけるだけ


「ほか、パイナップルとかみかんも買ってきたよ」


北谷くんがフルーツを差し出してくれる


「あ、ごめん、私パイナップル食べれないの」


「あ、そうなんだ!」


好き嫌いとかはないけど


唯一嫌いな食べ物って言われたらパイナップルって答えるようにしてる


せっかくだからみかんも乗っけて


完成ー!


我ながら作りすぎちゃった


早速切って食べる


「うん!おいしい!」


北谷くんが満面の笑みで言ってくれる


「おいしいね!」


自信のある私もなかなかの出来でよかった