その次の日
またなるべく私はふーまに会わないようにしていた
いまだに返信返してこないってどういうこと!?
もう知らない
放課後になると
「戸塚さん、今日一緒に帰ろう!」
北谷くんが颯爽と現れる
「うん、いいよ」
断る理由もないから受け入れる
「じゃあ行こっか」
歩き出した瞬間だった
遥香ちゃんが駆け足で誰かを探している様子だった
何してんだろ?
「あ、遥香ちゃん!」
私が遥香ちゃんを呼ぶと
険しい顔をして遥香ちゃんは
「み、光井君見なかった?」
ふーま?
遥香ちゃん、ふーまの心配してるんだ
そりゃそっか、ふーま遥香ちゃんのこと好きだし
遥香ちゃんもきっとふーまのことが好きだし
「ひまわりさん、今時間空いてる?
ひまわりさんに話したいことがあるの」
私は遥香ちゃんとマックで話をした
ふーまからLINEが来たことと
あと
「どうして?嫌いになったの?」
「好きだからだよ」
ふーまのことが好きって言った
遥香ちゃんはふーまをどう思ってるかは知らないけど
私が1番ふーまのこと好きだよ
「遥香ちゃんはふーまのことどう思う?」
私が遥香ちゃんに聞くと
遥香ちゃんは動揺していた
そうだよね…
私にはわかってる
「………友達だよ」
嘘ついてる
でも、嘘ついてるのは私だってそう
ふーまに会いたくないとか
会わないようにしてるとか
全部嘘
ふーまに会いたい
私は自分も騙してふーまへの思いを押し殺す



