風になびく君の髪








〜ひまわりside〜



「俺らただの"幼なじみ"だもんな」


ふーまの言葉が苛立ってる私を余計に火をつける


「もう俺に構うなよ、
お前の周りにはいっぱい人がいるんだし
俺じゃなくても支えてくれる人はいる」



俺じゃなくても……


私の周りには人はいっぱいいるかもしれない


けど……ふーまは1人だけじゃん


いつもふーまが支えてくれてたから私は毎日楽しく過ごせているのに


ふーまがそんなこと言ったら


私たちは全部壊れちゃうよ


【パァァァン!!!】



これ以上聞きたくないふーまの話を遮るように


私は初めてふーまに手を出した


右手が痛い


ふーまのびっくりしている顔を見ると心が痛い


でもそれ以上に私はふーまが許せなかった


私はふーまに全部伝えた


好きってことも、幼なじみだと思ってないってことも


私のわがままなのかもしれない


でもわかってほしい


でも…私のわがままだ……


このまま崩れて壊れて終わりにしよう


ふーまの顔を見ちゃったら



またこの関係に戻りたくなっちゃうから