風になびく君の髪






「何か用でもあったのか?」


俺が聞くと


「………」


急に黙るひまわり



「どうした?」



俺は優しく聞く


「あのね」


ひまわりは重たい口を開いた


「ここ最近、北谷くんがいつも一緒でさ
私がふーまと話してないから気使ってくれてると思ってたんだけどね」


俺は北谷という名前が出るだけで少し構える


「告白されたの」


「………!」



俺は声にならない声を上げる


何となく予想していたことが的中したからだ



俺は聞きたくもないことをひまわりに聞く


いや、それも聞かないと俺の心の整理がつかないんだ


「どう返事したんだ?」


血の気が引いたように頭が真っ白になる


ひまわりの返事は


「私は………」


ひまわりの次の一言が長く感じる


「…………」