夏休みが明ける
9月1日
始業式の日
俺は初っ端から少し寝坊をかましていた
「や、やべぇー!」
昨日の夜水瀬になんて言葉をかけるか悩みに悩んでたら寝れなくなってしまった
「風馬ー?先行ってるからね?」
雪乃が俺の部屋を開けて言う
「お、おう!」
雪乃は先に家を出た
そうだ、ちょっとアイロンしてから出よう
と髪にアイロンを通すと
「風馬!早く出な!」
また雪乃が部屋を開けてきて今度は何やら慌てているようだ
「ん?なんで?」
「いいから!私先に行ってる!」
また雪乃は部屋を出ていった
なんだあいつ?
俺は5分後くらいに家を出る
「行ってきまーす!」
「いってらっしゃーい」
母さんにもちゃんも挨拶をする
俺が家のドアを開けて
駅に向かおうとした時だった
「あ」
「……?」
俺は目を疑った
何回も偶然鉢合わせにならないかと何回も願っていたけど
決して叶うことはなかった
でも今こうして偶然かわからないけどここに居る
俺の目の前には
ひまわりが居た



