風になびく君の髪







湯山の言ってることは何となくわかる


ひまわりは俺の事が好きでそれに湯山も気付いてるんだと思う


でも、今はひまわりが北谷といつも遊んでることには変わりない


あの二人が付き合ってるかの事実が知れるまでは


俺は身動き取れないだろう



しばらくすると


「ごめーん!おまたせしました」


水瀬が遅れてやってくる


「いいよ、それよりこれ見て」


湯山は水瀬に俺と同じ大量の紙を渡す


水瀬はそれを読んで


「へえーーいいお話ー誰の作品?」


「あたしだよ」


「えー!!雛さんが書いたの!?すっごーい!」


水瀬も驚いている



「でしょー!これ劇でやったら会場大号泣だよ!」


自信満々に言う湯山


「ところでこの幼なじみ男女の名前って何にするか決まってんの?」


俺が聞くと


「ああーそれで君ら2人を呼び出したんだよね」


ん?俺と水瀬を?


「実はもう2人の名前は決まっててさ」


湯山は少し間を空けてこう言う



「"遥馬"と"風香"って名前なんだ」


遥馬と風香??


遥馬、風香


遥馬→遥香

風香→風馬



「まさかお前……」


「そう、2人にこの役をやってもらおうかと」


「ええええーー!!!!」