風になびく君の髪







そしてひまわりと二宮さんは俺の家のソファに座る


くそ、なんなんだこの気まずい空気は


ひまわりからは何か威圧感的なものを感じるし


二宮さんは相変わらず謎だ


この微妙な雰囲気を打開する方法は……


風馬
「よし!二宮さん!ひまわり!俺とヘアスタイルを勉強しよう!」



これしかない!


これは俺の得意なことをして主導権を握る作戦!


ひまわり
「うん」


美梨
「やりましょー!!」


2人も乗ってくれる


よし、いざ俺の部屋へ!





美梨
「わーー先輩の部屋だーーいい匂いー
しかも綺麗に整頓されてるしー通りでモテるわけですね」


どういう事だよ


部屋に連れていくと美梨のテンションも上がる


逆効果だったか?


ひまわり
「じゃあふーま、髪やってー!」


風馬
「あー待て待て、ひまわりはいつもやってるからいいだろ?
とりあえず二宮さんの髪を拝見したい気分だ」


ひまわり
「な、なにそれ」


美梨
「わーーい!!ご指名貰っちゃいましたーー!」


まあひまわりには悪いが色んな人の髪を触ってみたいのも俺の本音だ


風馬
「ここに座ってくれ」


二宮さんは俺の目の前に座る


美梨
「ひまわり先輩よりも先にセットしてくれるなんて愛してる順ですか?」


風馬
「そういうの言うのやめろ」


これ以上はちょっと怖いからな


二宮さんの髪質を見てみると


おおーそうなってるんだ



表面はさらさらストレートかと思いきや



襟足付近はくせ毛になっている


アイロンしてるわけじゃないよな?



美梨
「どうですか?私の髪」


風馬
「ああ、あんまり見たことの無い髪質だからなんかお得って感じだな」


美梨
「えー!それって好きって意味ですか!?」


風馬
「お前の思考回路どうなってんだよ」