風になびく君の髪






【ガタン!】


俺の後ろの席の子は椅子をしまってカバンを持つ


「……」


帰るのか………


その子はそのまま教室を出ていく


俺は少し迷った


このままみんなとマックに行くか


今ここで待たせてあの子を追いかけるか


……俺はこのチャンスを逃す訳にはいかなかった



中学の時はまた明日があると思っていたから


彼女が転校して俺は後悔していた


ならば今しかない……


今日ここで会えたのも何かの縁だろ


「ひまわりごめん、先に行ってて」


「え?」


俺はカバンを持って教室を出た


そして…懐かしのあの子の背中をまた追いかける