先生の言葉で少しざわつくが
最後は俺にもちょっと理解が出来なかった
なんだったんだ?
こうして入学式が終わる
チャイムとともに先生が号令をする
「それではみなさん、さようなら」
【さようなら!】
号令が終わると
「ふーまー!ねえねえふーま!」
とひまわりの声がする
またか…やれやれ
「私の前の席に座ってた手島しずく【テジマシズク】ちゃん!
すっかり仲良くなったからふーまにも紹介するね!」
ひまわりが手を引いて連れてきたのは少し小柄な女の子だった
俺は雪乃とひまわり以外の女の子と話す機会なんてあんまりなかったから少し固く表情を作る
「よ、よろしく」
「よろしく」
手島さんはニコッとして応えてくれた
意外といい人なのかもしれない
「お?しずく〜友達出来たんだー
だれだれー?」
手島さんの肩を組みながらニヤニヤしているもう1人の女の子が来る
「うん、ひまわりちゃんとー
………誰だっけ?」
「光井風馬だよ!」
「あ、そう、光井」
手島とそんなやり取りをする
「おーひまわりに光井ねーよろしくね!
あたしは湯山雛【ユヤマヒナ】
しずくのやつ昔から人見知りでさ〜
こんな初日から友達作るなんてなかったからね」
湯山か〜この人は何となくノリがよさそうだなー
ひまわり
「じゃあ今日はみんなでマックでも食べよーよー」
雛
「お、いいねー!初日の仲ということで乾杯すっかー!」
しずく
「こらこら、居酒屋みたいなノリで言わない」
ひまわり
「北谷くんも誘おうかなーいいよね?ふーま」
3人の会話に俺は加わる
「おお、いいんじゃん?」
俺がそう答える
そうは言いながらも視界にはあの時の綺麗な髪の女の子が入っている
「よーし!じゃあ決まりー!」
ひまわりが両手を高く上げる



