風になびく君の髪






それからは体育館に移動し入学式をする


母さんも式にだけ覗きに来て終わったらすぐ帰っていった


式では校長の話が長いくらいにしか思っていなかったけど
隣の椅子にはあの時の子が座っているという事実にまた胸が踊っていた



教室に戻りまた先生の話を聞く


「入学式ご苦労だったな
これからの高校生活、勉強、スポーツに励むもよし
バイトで稼いで遊ぶのもよし、
義務教育を終えた君らには自立を学んでいただく場がこの高校生活というものだ
様々な困難や苦労があるだろう
しかしその先にあるものは何か……
それは青春だ!
君らはこの高校生活でどれだけ青春をするかで今後の進路が決まってくるだろう
だからこそこの3年間、笑って過ごそうじゃないか
しかし、最後に伝えておこう
最後に笑うのは……この私だ!
以上」