そういや、昔、ひまわりの部屋がチラッと見えた時
ひまわりのやつ、泣いてたな
なんでかは知らないけど
もしかしたら今の事と同じようなことで悩んでたのかな?
「俺、ひまわりのこと探してくるよ」
「あ、うん、よろしく」
母さんはにやにやしながら俺に言う
なんだよそのニヤついた顔は!!
何もねえっての!!
なんて思いながら家を出る
どこに行ったんだ?
と言いつつも心当たりはある
……まさかあそこじゃねーよな?
俺は家の近くの公園に行った
相変わらず人がいない公園だなー
そのトンネルの中を覗く
「…………」
泣いているひまわりが居た
「よう」
俺が声を掛けると
ひまわりはあんまり驚いていない様子だった
こいつ俺がここに来ること知ってたな?
「風邪引くぞ?」
俺はトンネルの中に入る
なんて声掛けたらいいかわからなかったからひまわりの体を気使った
「……家に帰りたくない」
「家出少女かよ…」
まあ気持ちはわかる
親に認められないとか、自分を見てくれないってのは悲しいことだよな
俺はたまたま親に恵まれてたからその辺はないんだけど
ひまわりは昔からそうなのはよく知ってる
だからこそ
「ひまわり、ひーママに謝りに行こう」
「………え?」
ひまわりは意外そうな顔をする
「なんで?」
ひまわりがそう聞く
「俺ならそうするからだ」
ひーママとひーパパに関しては仕事の事を考えすぎてひまわりのこと分かってないのは確かだ
でも、やっぱひまわりもやることはあるだろう



