風になびく君の髪






〜ナレーションside〜


〇遥香、北谷、しずく、雛、視点〇



風馬の家を出る4人は駅に向かう


遥香
(そうだよね、ひまわりさんは家がお隣だから
光井君の家にいつもいるんだよね)


浮かない顔をして歩く遥香


遥香
(この後はなにするんだろ?
片付け手伝って、一緒にご飯でも食べるのかな?)


歩いて5分


駅に着く



「しずくさ」


しずく
「……ん?」


ベンチに座る雛としずく


その隣で北谷と遥香も座る


少し静かな空間て雛はあることを聞く




「プレゼント、なんで男用のワックスなんて買ったの?」


【ドキッ!】


雛の一言はしずくの胸を刺激した


しずく
「……なんでって?」



「いいやー?なんか光井が好きそうなもの買ってきたなーってさ」


【ドキッ!!!】



またしてもしずくの胸は強い刺激に襲われる



しずく
「べ、別に?お父さんがいらないワックスくれるっていうからそれにしたの」



「へぇーそうなんだ」
(新作のワックスを?)


しずく
「うん、だから光井は関係ないよ」



「そりゃそうだなー」
(これ以上は詮索しないでおこう)





遥香
「じゃあ私、電車こっちだから」


遥香が一足早く電車に乗る



「また学校でなー」


しずく
「おやすみ」


北谷
「じゃあね」


遥香は電車に乗り


自分の最寄りの駅に着く


遥香
(……ダメ)



遥香は1つ感情をぽつりと置いていっている


遥香
(モヤモヤしすぎてる)


遥香はまた反対側の電車を待って


風馬の家に向かうつもりだ