風になびく君の髪





ひまわりと北谷と話す


北谷とはほぼ話したことなかったけど
ひまわりのおかげで少し喋ることが出来た


話してみると意外と悪いやつでもないのかもな




「ちょっと、すいません」


ひまわりの後ろから声を掛ける1人の女子生徒が通り過ぎる


「あ、ごめんなさい!邪魔だったね」


ひまわりはすぐに謝ると


「大丈夫」


と言って俺の席の後ろに座った



ふわっと揺れる髪


そして懐かしい香りが俺の頭の中を掛け巡らせる



この匂い……


あの時、中庭で通り過ぎた女の子の匂いそっくりだ……


その柔らかく髪の毛1本1本がなびくような綺麗な髪はまさにあの時の……



もしかして………