風になびく君の髪






「だめならいいよ、服で我慢する」


そういうとひまわりはまた俺の服を握る



なんでだよ、ひまわり



お前の周りには沢山の人が居て


沢山の人達に頼られてるくせに


お前が俺にばっか頼って来たら



俺はお前を見捨てれないんだよ



【ギュッ】


「……!」


俺はひまわりの手を握る


ひまわりはそれにびっくりしたのか体がビクッと動く


「ちょっとだけだぞ?」


「……うん」


ひまわりは俺の手を握り返す


ひまわりの手からは温かさを感じる


それが何とも俺の心に沁みるようだ


不思議と緊張せずに心が落ち着いてきた



「おーい、2人ともーもうすぐで来るぞー」


湯山からは俺らの姿は見えない


なので手を繋いでることはバレてないだろう