風になびく君の髪





入学してから2週間後


私は毎回花瓶の中にゴミを入れていた人達を発見した



同じクラスの女子2人


名前なんて覚えてないけどこの人たちは少し知ってる


学年の中でもちょっと浮いた存在というか悪さを自慢するタイプの人


私はあんまり好きじゃないし
人見知りで人と話すのも得意じゃない


でも今回ばかりは何も言わないなんて事は出来なかった



「ちょっと…いいかな?」


緊張しながらも2人に話しかける


2人は噛み付くような目でギロっと私を見る


怖い……


けど


「花瓶の中にゴミ入れちゃダメだよ」


私は言った


花をこれ以上汚さないように


でも2人は




「はあ!?うちらじゃねぇし!」


「そうだよ!証拠あんのかよ!」


2人はシラを切る


私も負けじと


「私2人がゴミ入れてるとこ見たよ?」


恐る恐る言ってみる


けど


「うちらやってねーから!!」


「ふざけんなよ!」


そう言われても私は引き下がらない


「お願いだから、ゴミは入れないで
水は私が変えるから…」


「うざ」


「きもいんだよ」



2人はシラを切ったまま私を無視した


怖かったけど


私はそれでも言った


2人がゴミを入れなきゃいいだけの話だもん


でも、それだけじゃ話は終わらなかった