そういや小学生くらいの時にもこんなことあったよな?
なんだっけな?確かそんときも夜遅かった気がする
俺の家族とひまわりとで手持ち花火やってた時
偶然大きな物音がした瞬間に花火が着火してそれに驚いたひまわりが逃げたんだよな
その時は本当に見つからなくてめちゃくちゃ心配したけど
結局草の茂みに隠れてたのは覚えてる
だから今回も
………ほら
「ひまわり?」
「………」ビクッ!!
俺が名前を呼ぶとひまわりは体をビクッと大きく震わせた
「……ふーま」
「なんでお前いつも茂みに隠れるんだよ」
そう言いながら俺はひまわりに手を差し伸べる
「戻るぞ、みんな心配してる」
「……うん」
ひまわりが俺の手を取り立ち上がろうとした時
「……いった!」
ひまわりはよろける
「どした?」
「足痛い」
足?
「立てるか?」
「……痛いかも」
まじかよ
立てないんじゃしょうがねーよな
俺はひまわりの前でしゃがむ
「俺がおぶってくから乗って」
そう言うとひまわりは俺の背中に乗る
「ありがと、ふーま」
「おう、それよりひまわり……」
「ん?」
「重くなったか?」
「………」
【ギィィィ!!!】
ひまわりは俺の顔を思い切りつねる
「いでー!いでー!!うそうそ!」
「もう降りる!」
「嘘だって!子供の頃に比べたらって話だよ」
「……そりゃ私だって大きくなってるよ」
昔は確かにおんぶするのも何も気にしなかったけど
今はまあまあ気使うよな
主に胸が当たらないように



