風になびく君の髪





また次の日も


そのまた次の日も


本を読むふりをして彼女を見ていた



そして次の日


俺は隣のクラスで彼女を見つけた


……同じ学年だったんだ


話しかけたい…


今話しかけないと後悔する……


俺は休み時間、意を決して彼女の背中を追いかけ


「あ、あの!!」


声をかけた



が、しかし


「ふーまーー!!」


「え?」



話しかけたつもりだったが


【どーーん!!】



横からひまわりが俺に突撃してきた


「グベー!!」


「ふーま!昨日のテレビ面白かったね!」


「……」


「あれ?聞いてるー?おーい?」


「ああああああーー!!!!」


俺は叫びながらひまわりを突き放す



「お前はなんでいつもいつもいつも俺のところに来るんだよ!!
テレビの話なんて俺じゃなくてもいいだろ!」


「まあまあ怒ると血圧上がって死に至るよ?」


「おめーが死に至らせてんだよ!!」


最悪だった……



ひまわりのせいであの子に話しかけられなかった