「え?誰の事?」




「…分からん」




「って言うか、今の男誰?」




「誰って言うか、一般人やろ」




「誰が一般人なんか撮るねん!勘違いしすぎてるんちゃう?」





そんな会話が耳に入る事なく、吉田は所属している事務所へと入って行った。