「お疲れ様でぇ~す!」 今日の受付をしていた、山野山浦がホールに入ってきた。 もしかして俺に会いたかったから、今日の受付、引き受けたんか? 俺モテモテすぎるやろ! 一言、声かけてやらなアカンな… 「自分ら、頑張ってる~?」 笑顔で、そしてさりげなく、尚且つかっこよく話かけた。 「まぁ、一応…」 そう言うと、山野山浦はお互いの顔を見合わせると、一人が吉田に近付いてきた。