「何?あれ…」





「さぁ…?」





「✨スター✨って言うてたよな…」





「記憶と耳が正しければ✨スター✨って言うてたな…」





「おもんないくせに…テレビも年に3回見るか見~へんか位やのに、自分の事✨スター✨って言うてたよな?」





「確かに✨スター✨って言うてたよな…」





「“吉田”と書いて“✨スター✨”って読むんかな?」





「あの人の中では…✨スター✨なんやろう…」








まさか、そんな事を言われてるとは思わず吉田は事務所を出た。