…いや、待てよ…





そんな事したら、俺が生きていた証が無くなるなぁ…






うん!無くなる!!






やっぱり辞ぁ~めた!






枝津子ニャンがダメなら又他の、俺に似合った女子が居るはず。





もしその子がダメなら…




もう最後の手段や!




嫁と寄りを戻せばえ~事や!




嫌がられたけど、毎日誠意を見せればきっと又…






それに子供には父親は必要に決まっている!!





よしっ!



バカな考えは辞めて、これからは何事にも逃げずに生きようじゃないかっ!






そう思い、吉田は立ち上がった。





次の瞬間…




「うわぁぁぁぁ~!」






足を滑らせ、地上へと落ちていったのだった。