友達婚のススメ

 


『アンタさ、もう一家の主じゃん……三畳一間の大黒柱って、どうなの?』


『オレは別に気にしないけど?』


『こっちが気にするわ!!まったく泣けてくるよ!!』


そう言ったら、本当に泣けてきた。


そんなわたしを見てさらに笑うダーリン。


ダーリンを無視して、「三畳一間」に住む自分を必死でイメージする。


持てる力をフル活用した。


『よし……!』


覚悟は決まった。


さあ、不動産屋へ入ろうか?その三畳一間を借りるために。


今すぐ、この勢いで。