わたしは絶世の美女では無い。



もちろんスタイル抜群でもない。


背が低く小柄なわたしは、原因くんの言葉を借りれば『ちっぽけ』な女だ。


みんながお洒落している中、バイクやら車のオイルにまみれていた。



みんながカシミアのストールをしている横で、首に銀行のタオルを巻いていても平気だ(友達の方が嫌がる)。


ちなみに、ジャージは似合う。


そんなわたしのジャージ姿がよかったのか、マニアな彼氏たちはわたしに夢中だった。