『お前、わざとはぐらかしてるの?』 『何をよ?』 『……わからない女だな』 『なに!?』 ……全く何を言っちゃってんのこの男は? わたしはブツブツ言いながら助手席に背中を預ける。 ん? まさか? わたしは原因くんに振り返って言った。 『アンタまさか……わたしと結婚するつもり!?』 『だからさっきから『産んでくれ』言ってんだろ!』 『え!あれ……プロポーズ?』 『悪いか!』 『てゆーか、プロポーズって普通指輪くれるんじゃないの!?』 『持ってねーよ!』 『……ですよね』 ・