復讐ゲーム

「瀬川、本当なのか?」


「ち、違います!」


このまま勘違いされたら困る…!


「眞子…もういいから、早く保健室に行こう?」


「話は後で聞くから早く行ってこい、結構血が出てるじゃないか」


なんでこんなことに…


私は廊下を歩きながら考えを巡らせていた。


美琴がこんな感じでいじめられてたのかなぁ…


「ねぇ滝沢さん」





ん?


「滝沢さん?」


さっきまでいた滝沢さんがいなくなっていた。


保健室どこか分かんないのに…


「わっ!」


「キャァ!」


滝沢さんが影から飛び出してきたのだ。


「やめてよ!危うく階段から落ちるところだったじゃん」 


「…落ちればよかったのに」


「えっ?」


「なんでもないわよ、さっさと行ってくれる?」


さっさ先生と話していた時の態度とは大違いだ。


「ごめん」


「違いますとか言わないでくれない、正義感?ウザいから」