復讐ゲーム

ノートに書くのは時間もかかるしめんどくさい。


スマホに書くと印刷するのが難しいからパソコンで書いているのだ。


「つまんな、明日私が読めるようにしてきてよ」


「はっ?」


もしかしてパソコンを持ってくるってこと?!


「あ!今口で言ってくれる?読むのめんどいし」


「え…ごめんけど、それはできない」


「はぁ?なんでよ」


なんでこんなこと言わなきゃいけないんだろう…


「聞いてんの?!理由言ってくれなきゃどうなっても知らないわよ」


「今書いてるのはコンクールに提出するやつだから、口外出来ないの。もし賞を取ったりして公開されたらそれで読んでくれる?」


もうすぐ締め切りだから早く仕上げないといけない。


「…なにそれ、私に待てっていうわけ?」


「いや待てっていうか…その…とりあえず今は誰にも読ませてあげられない」
はぁ、と大きくため息をついた滝沢さんは、自分の数歩後ろにいた取り巻きに恐ろしいことを口にした。


「明日からこいつね」