復讐ゲーム

一瞬、お母さんやお父さんの虐待の線も浮かんだが、美琴は私よりも可愛がられていて、虐待なんてあり得ない。


原因を絞っていった結果、学校でのいじめの疑いが大きくなった。


だから、こうやって美琴と話をして、美琴の苦しみを少しでも軽くできればと思ったんだけど…


でも何かあることは確かだ。


美琴の額にはうっすらと脂汗が浮かんでいた。


瞬きの数も多くて、何か隠しているみたいだった。


「眞子、美琴〜!ご飯よー」


時計を見るともうすぐ夜の7時が来そうだった。


「はぁい」


急いで降りると、リビングにはカレーの匂いが充満していた。


「あっ!今日カレー?」


「そうよー、2階は匂ってなかった?」


美琴と話をしてたから気付かなかったのかも。


「う、うん。宿題してたから、気付かなかったのかも」


ちょっと嘘だけど、まぁバレないだろう。


「あら、集中してたのね!ところで美琴は?」