復讐ゲーム

「なによ」


「杉本さん、休憩しよう」


はっ?


なんなのコイツ。


今ボールが向こうにあって、もしかしたら自分に当たるかもしれないのに、なんでこんなに落ち着いてんの?


今私たちのチームは私と、相田さん。


相手チームは大宮咲良(おおみやさくら)細野斗真(ほそのとうま)だ。


今、細野がボールを持っている。


細野は廉の友達で、私が廉を殺した時も隣にいた。


本当は2人とも当てる予定だったんだけど、細野酷いんだよね。


廉を置いて自分だけボールを避けたの〜!


あれは笑えた。


「ねぇ、何ぼーっとしてんの?」


「何?」


相田のやつまだいたんだ。


「なに?じゃないわよ、休憩しよ…」


「ああっ!!!」


細野がボールを投げた瞬間、私は大きな声を出して、相田をボールの方へ避けさせたのだ。


「杉本さん…グァッ!」