復讐ゲーム

逃げ惑う生徒たち。


相手チームの投げたボールは誰にも当たることなく、転がった。


「はぁ…ごちゃごちゃうるさいそこの3人組を、この花音様が潰してやる!!!」


「「花音!」」


一瞬の隙もなく、花音の手から放たれたボールは滝沢さんらのところへ吸い込まれて行った。


「っ!」


全員が息を呑んだ。


ボールは綺麗に3人の足に当たったのだ。


眞子が1番恨んでいるであろう、あの3人にどんな復讐が下されるのか。


全員が3人の行く末を気にしていた。


今思えば、絶対残酷なものだって、分かってたはずなのに、なんで見てしまったんだろう。


悔やんでも悔やみきれないー


3人の周りに一瞬細い糸が現れたかと思うと、その糸は体に食い込み、バラバラに切り刻まれたのだ。



未だにドクドクと動く心臓の拍動が体育館中に響き、胃から溢れ出た消化しきれてない食べ物が腐敗臭を発する。