「だからなんなの?あんたが飛ばせないからって私がやらなきゃいけない理由なんてないじゃない、所詮あんたは友達でもないんだからね、あんたが勝手に金魚の糞みたいにくっついてきてるだけ。それを私が上手く利用させていただいてるだけ」
「はぁ?!なんなの!留美がグループに入らない?って誘ってきたんじゃないの!」
「誰があんたなんか誘うのよ、自意識過剰女。もう留美って呼ばないで」
…仲間割れか。
いずれするだろうとは思ってたけど、こんなに典型的な方法で友情が終わるなんて思わなかった。
信じてきた自分より上の人に裏切られて、名前呼ばなくなるやつ。
本でしか読んだことないんだけど。
思わず頬が緩む。
「えっ、なんで笑ってんの、怖っ」
花音が心配そうに言う。
「あっ、ごめん。典型的な仲間割れだなぁって思ったら笑えてきちゃった」
「ふーん。言われてみればそうだね」
「はぁ?!なんなの!留美がグループに入らない?って誘ってきたんじゃないの!」
「誰があんたなんか誘うのよ、自意識過剰女。もう留美って呼ばないで」
…仲間割れか。
いずれするだろうとは思ってたけど、こんなに典型的な方法で友情が終わるなんて思わなかった。
信じてきた自分より上の人に裏切られて、名前呼ばなくなるやつ。
本でしか読んだことないんだけど。
思わず頬が緩む。
「えっ、なんで笑ってんの、怖っ」
花音が心配そうに言う。
「あっ、ごめん。典型的な仲間割れだなぁって思ったら笑えてきちゃった」
「ふーん。言われてみればそうだね」