「あーあ。マジなんなんだよ、この前話したじゃん…」


ベットに仰向けになって呟くが、それに返事するものは誰もいない。


目を瞑ると急に眠気が襲ってきて、すぐに寝てしまったのだった。


⭐︎⭐︎⭐︎


「おい、今日は何すればいいんだよ。まだ教えてもらってないぞ」



教室に入るなり園子が声をかけてきた。



「あぁ、今日は…」


「…了解」


次の日もその次の日も私は園子に指示を出し、いじめられた眞子を助けるという生活が1ヶ月も続いたのだった。