復讐ゲーム

「了解」


私は真未が眞子の手を引いて歩き出したのを確認して、教室に向かって歩き出した。


「園子、どけて」


見知らぬ顔で席に座っている園子の態度が鼻につく。


「な、何よ」


「こっちこそ何よ。眞子の財布を取るなんて!なんて酷いことするの?!」


わざと大きな声を出して園子に話す。


「っ?!と、取ってないし!私が取った証拠がどこにあるのよ!」


「取ってないならかばん見せてよ、クリーニング代いるからさ、園子の財布貸してね〜」


机の横にかけてあるカバンを漁る。


…あった。


「ふっ、残念でした。さっきのは全てスマホに収めました!先生にも言ってくるね」


「おい!待て!」


待てと言われて待つバカはいないんだよ、ばーか。


園子の声が遠くなる。


…はぁ、はぁ。


流石に3階から1階まで全力疾走はしんどい。


「眞子!」


「あら、お友達??」