復讐ゲーム

「えっ…はぁ?」


間抜けな顔をして、馬鹿みたいだ。


「えっ、だって、今まで全然喋ってないし、なんで、なんで…?」


園子の口からはなんでしか出てこない。


「別にいとこだからって仲良いわけじゃないじゃない。明らかに性格が違うんだから」


私は明るい性格というか、眞子のようにおとなしくはない。


極端に言うと眞子が優等生、私がギャルのような不良児だ。


タバコや酒に手を出すまでではないけど、学校にスマホは持っていくし、帰りに毎日寄り道してるからね。


「眞子、早く。制服クリーニング出さなきゃ、染みになる」


「…クリーニング代…持ってない…」


眞子は蚊の鳴くような声で呟いた。


「えっ?じゃあ今いくら持ってるの?」


「…持ってない」


なんで?!


「…吉岡さんに取られちゃった」


っ!


あいつ…


「真未、眞子を保健室連れてってあげて。私は園子から眞子の財布取り返してくる」